書籍「捨てないレシピ だしがらから考える食の未来」

1,980円(内税)

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こんぶ土居店主が書き下ろした、書籍です。
今の時代に必要な内容であると自負しています。
タイトルに「レシピ」とありますから、レシピ本だと思われるかも知れませんが、レシピは一部です。
多くのページは、読み物です。
是非ご一読下さい。

以下、出版社様のサイトからの引用です。

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大阪のだし文化を支える、創業百年を超える昆布店「こんぶ土居」。その四代目店主・土居純一氏による著書『捨てないレシピ だしがらから考える食の未来』。
「こんぶ土居」は、漫画「美味しんぼ」にも実名で登場する老舗昆布店。昆布漁を行う北海道南地域との長年の交流や、小学校での食育活動、また海外へ向けての日本の食文化の紹介など、積極的な活動を行っていることでも知られる。
2014年に発刊した初の著書「土居家のレシピと昆布の話」は、昆布だしを使ったレシピを中心に、大阪の食文化における昆布の重要性、さらに「こんぶ土居」の歴史と人とのかかわりを記し話題となった一冊。そして8年ぶりとなる今回の著書は、“だしがら”を活用した画期的なレシピと、これからの食についての想いを綴ったもの。
本書は、昆布だしのみならず、干し椎茸や鰹節、煮干しなど、これまでは捨ててしまうのが一般的だっただしがらを利用したレシピを掲載する今までになかった料理書であり、同時に「だしがらには実はほとんどの栄養素が残っている」といったデータを元に、近年社会的に重要なテーマとなっている「フードロス」をなくすための手がかりを提示するものとなっている。


<目次>
・まえがき
・第一章 だしがら問題とは
・第二章 なぜだしがらが大切か
・第三章 「だしの取り方」の考え方
・第四章 素材えらび
・第五章 だしがらの可能性
・第六章 だしは、どこへ行く?
・第七章 未来に向けて
・だしがら活用レシピ集
・あとがき


<著者プロフィール>
土居純一(どい・じゅんいち)
1974年大阪生まれ。大阪・空堀にある1903年創業の老舗昆布店「こんぶ土居」四代目店主。真昆布の産地、北海道南茅部を毎年訪れ自ら昆布漁を手伝うほか、産地の子どもたちに日本の食文化における昆布の重要性を伝える取組みを行ったり、大阪でだしとり教室を定期的に開催している。また、2022年7月には「こんぶ土居」近くに「大阪昆布ミュージアム」を建設するなど、「だし」文化の継承に力を注ぐ。著書に「土居家のレシピと昆布の話」(2014年 ぴあ)。